10月となりました。朝晩が涼しく、心地よい秋日和が続いていますね。
秋といえば「芸術の秋」!石川県では第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭「いしかわ百万石文化祭2023」がいよいよ始まろうとしています。工芸や食文化のイベントや特別展をはじめ、音楽や舞踊、伝統芸能などの多彩なイベントが44日間の期間中に県内全市町で約150も開催されるんです!まさにわくわくのイベント月間。

その1つとして9月30日(土)から金沢城公園にて開催されているのが、夜の光のアート展「チームラボ 金沢城 光の祭」です。
金沢城そのものがアート空間になるという圧巻かつ素敵な企画!金沢城のシンボル「五十間長屋」の石垣と花々で形作られた動物たちが歩く「金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち」をはじめ、さまざまな作品が展示されるのだとか。

動物たちは、五十間長屋の石垣と、誕生と死滅を繰り返す花々によって形作られている。季節ごとの花々が移ろいながら咲き、花々が散りすぎると、その動物は死んで消えていく。チームラボ《金沢城の石垣に住まう花と共に生きる動物たち》© チームラボ

人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、立ち上がりながら光の色を変え、色特有の音色を響かせるという「自立しつつも呼応する生命と呼応する木々」は自身もアート空間の一部になりそうな予感。光の卵は変化を楽しめそうです。

《自立しつつも呼応する生命と呼応する木々》© チームラボ

チームラボは「Digitized City」(デジタイズド・シティ)というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的に変えることなく、場をそのままアート空間に変えるというプロジェクトです。以前金沢21世紀美術館で開催された個展も大盛況だったことを記憶しています。

そんなチームラボが今回アート空間に変えたのが、観光地としても人気が高い金沢城。
長い歴史のある場所が、その場にいる人々や自然さえも作品の一部として作り上げられるさまは圧巻としかいえないですね。

1590年代に創建された東ノ丸北面石垣に「円相」を書き続ける。光で描かれる書の黒は、光がないことを意味し、数百年の長い時間による風化が生んだ石垣がつくる影と区別がつかない。チームラボ《古えの石垣の円相》© チームラボ

個人的に気になるのが「お絵描き武将」。

チームラボ《お絵かき武将》© チームラボ

紙に武将の絵を描くと、その武将が目の前の巨大な草原で動き出すんだとか!しかもその武将に触ると、名言が吹き出しで現れちゃう…!かっこよさそうです。息子喜びそうです。
自分の描いた武将を缶バッチにして持ち帰ることもできるようなので、よい思い出がゲットできそうですね!

お絵かきファクトリー © チームラボ

芸術の秋ならではの、素敵な時間が過ごせそうですね♪
開催は11月26日(日)までなので、良き日に訪れてはいかがでしょうか♪

第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 -いしかわ百万石文化祭2023-
「チームラボ 金沢城 光の祭」
開催地:金沢城公園(石川県金沢市丸の内1−1)
開催期間:2023年9月30日(土) – 11月26日(日)
開催時間:18:00 – 21:30 (最終入場20:45)
料金:【月~木】一般1,600円、中高生800円、小学生500円、障がい者割引800円 
   【金土日祝】一般1,800円、中高生900円、小学生600円、障がい者割引900円 
※未就学児童無料 ※日付指定券 ※障がい者手帳をお持ちのご本人と介護者1名まで、障がい者割引でチケットを購入いただけます(なお、第1種身体障がい者、第1種知的障がい者、第1級精神障がい者の介護者は1名まで無料で同伴入場いただけます)
※チケットの購入方法については いしかわ百万石文化祭2023公式ホームページ をご覧ください。
https://www.teamlab.art/jp/e/kanazawacastle/ (チームラボ 金沢城 光の祭)
https://ishikawa-bunkasai2023.jp/ (いしかわ百万石文化祭2023)
※情報は投稿時のものです。
FacebookTwitterLine