金沢駅をぷらぷら歩いていると、ぐっとかわいい子と目があいました。

かわいい…!!愛らしいお目目で店の前を歩く人を見ていらっしゃる…!

こちらは昭和21年創業の「清香室町」さんの「金澤文鳥」シリーズ。
6個入りセット「とまり木によりそい文鳥」です。

つぶらな目と真っ赤なくちばしが目を惹き、かわいいモノ好きな方にはたまらないビジュアルなのでは♪なんで文鳥なんだろう…鳥好きにもたまらないかわいさです。
こちらのセット、セット名の通り、よりそう文鳥さんにしか見えません。文鳥たちの足元には茶色の仕切り的な紙があり、木にとまっている感がより出ております。
パッケージのあまりの可愛さに一目ぼれし、すぐに購入してしまいました。
1種類ずつ入ったパッケージも卵型だったり、9個入のセットなんて「文鳥会議」のネーミングが秀逸!遊び心も抜群に感じます。ほんとかわいい。

同封する商品しおりもまた素敵。

清香室町さんで昔から愛される定番菓子の一口羊羹「北国宝生旅衣」から新たに生まれたのがこちらのシリーズだそうで。
ただ、想像する羊羹とは一味違うのがこちら。
加賀紅茶、加賀棒茶と金沢で親しまれる味わいを楽しめるのです!そしてさらに驚きなのが「白い珈琲羊羹」なるもの。珈琲なのに白?と期待がさらに膨らみます。

加賀紅茶 羊羹

まずは「加賀紅茶」から。
加賀棒茶はよく聞きますが、加賀紅茶ってあまり聞かないかもしれないですね。
「加賀紅茶」は、石川県の加賀地域にある茶畑で摘んだ茶葉から作られた和紅茶です。
そんな紅茶のふわっと甘い香りが広がる羊羹の中には、なんとイチジクやクランベリーのドライフルーツが入っています!贅沢!
紅茶と相性の良い素材を吟味した結果、ドライフルーツを合わせることになったのだとか。
食べてみても、紅茶のほのかな甘みの中に、甘酸っぱく、食べ応えのあるドライフルーツが口の中で楽しく合わさります。
羊羹は甘くて、渋みのある緑茶と合わせたい気持ちになりますが、こちらはコーヒーと合わせても抜群でした。洋の味わいなので、ワインなどお酒と合わせてもおいしいかも!

加賀棒茶 羊羹

続いて「加賀棒茶」。
加賀棒茶は茶の茎を焙煎したほうじ茶で、石川県では古くから愛されているお茶です。お土産にも人気が高いですよね、香り高くて私も好きです。
そんな棒茶が上品に香る羊羹には、ピスタチオやアーモンドなどナッツがザクザク入っております♪
柔らかい羊羹と、ナッツの食感の相性は抜群で、おもしろく食べることができます。味わいも最高。
こちらは温かな棒茶や緑茶と合わせて食べるのがおススメかも。

白い珈琲 羊羹

白い!羊羹が白い!けど、珈琲の味がする!!!!
白と言えば牛乳やクリーム系などの乳製品を想像しますが、こちらは想像と真逆の珈琲の味わい。この対比を生み出すのにはとても苦労をしたそうです。コーヒーの香りと餡の自然な甘さがとてもおいしいです。
中には、奥能登で作られる大粒の能登大納言小豆を蜜漬けした「かのこ豆」が入っています。大粒の豆がまた食感や味わいのアクセントになっていて、こちらも一口食べるとにやついちゃう。

3種の味わいを楽しむティータイム、とても幸せ時間でした♪
個人的に加賀紅茶味が一番好みでした。ドライフルーツとの組み合わせのおいしさに虜になりました。

かわいいパッケージに、金沢らしい味わい、さらに新しい素材の組み合わせ。どれもおもしろくて、県外の方にもおススメしたくなる逸品と感じました。石川旅行の思い出にも素敵に残りそうですね。
気軽に和菓子を楽しみたい方にもぜひ一度お試しいただきたいです♪

金澤文鳥 とまり木によりそい文鳥(6個入)
購入場所:清香室町 金沢駅 金沢百番街あんと
購入金額:1,760円(税込)
購入日:2023年7月
https://www.seika-muromachi.com/(清香室町 オンラインショップ)
https://www.seika-muromachi.com/kanazawabunchou/(「金澤文鳥」特設サイト)
https://www.instagram.com/seika_muromachi_kanazawa/(Instagram)

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