小松市の里山奥深くに、突如現れる「苔の里」。以前から気になっていたのですが、このコロナ禍、自然の中へと逃げるようにようやく訪れることができました。うす暗い森の中、おそるおそる中へ…。

叡智を探求する場所

歩みを進めると、なんとも美しい苔庭が一面に広がっているではありませんか!

ここは日用町(ひようまち)と言う小さな集落で、多様な苔庭や銘木「日用杉」を見ることができます。集落全体の森を「叡智の杜」と呼び、全国農村景観百選にも選ばれています。なんとも神秘的な世界に迷い込みました…!

普段はこんなにじっくり苔を眺めることってないですよね。よく観察すると、少しずつ生え方が違っていて面白いです。ちゃんと名前の紹介もありました。

日用神社も散策

「苔の里」から導かれるように、そのまま「日用神社」へ。

これまた独特な、趣きのある神社。街中では見かけないような昆虫たちに驚かされながら、苔庭を楽しみました。動物がふらっと出てきそう…!

県外への旅行がしにくい今こそ、石川県内のディープスポットに癒される絶好の機会です。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

叡智の杜
住所:石川県小松市日用町寅71付近
電話:090-7083-6969(日用苔の里整備推進協議会)
営業時間:9:00~16:00
定休日:冬季(但し、都合により鑑賞できない場合があります。荒天時は休園)、8月中旬
料金(景観整備協力金):500円(小中学生200円)
駐車場:車でお越しの際は「日用町Ⓟ」と書かれた緑色のサインが出ている駐車場をご利用ください。
http://forestofwisdom.org/
※情報は投稿時のものです。

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