金沢21世紀工芸祭で展示をしていた、加賀友禅作家の毎田仁嗣(まいだひとし)さんの作品です。

石川県を代表する伝統工芸の「加賀友禅」。最も特徴的なのは“加賀五彩”と呼ばれている色彩です。臙脂・藍・黄土・草・古代紫の5色を基調とし、友禅に美しい自然をうつしこみます。ただ綺麗な絵だけではなく、時にはありのままの自然をも切り取るため、あえて植物の葉に虫喰い穴を描く「虫喰い」の技法も加賀友禅の特徴です。

イベント時には、女性スタッフの方に説明していただきました。明るく気さくな方で、技法のことも分かりやすく教えてくださいます◎

加賀友禅と聞くと、「着物は普段着ないし、格式が高くて私には…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎田さんは生活の中で触れられる作品も制作しています。

こちらは手描きのピアスとイヤリングです。全て手描きなので、一点もの。さりげなく工芸品を身につけられるので、普段づかいにおすすめです!

加賀友禅の染色の技法を用いて、一枚一枚染めた絹のスカーフもあります。美しいグラデーションになった色彩、そして何よりもその軽さに驚かされます。石川県七尾市にある天池合繊株式会社が製造している、世界最軽量の極薄素材で織った「天女の羽衣」を使っているため、スカーフを持つと重みがなく、ふんわり肌に触れる感覚しかないほど本当に軽いです。

お土産に喜ばれそうなのがこちらの手ぬぐい。写真にうつっている「兼六園手ぬぐい」は、工芸祭の時から販売開始していました。実はこちらの商品、加賀友禅柄をプリントした商品なんです。お手頃に加賀友禅の絵柄を楽しむことができます。

手ぬぐいを広げるとこんな感じです!額縁に入れて飾っても素敵ですね◎
中央にある紫陽花の葉っぱをよく見てみると、先ほどお伝えした「虫喰い」の技法がちゃんと使われていました。

こんなにも素敵な加賀友禅を日々の生活で取り入れたら、立ち居振る舞いも美しくしなきゃと意識づけられそうです。毎田さんの工房のショールームでは、四季折々の風景を表現した加賀友禅の展示や、小物などの販売、友禅体験もしています。女性の美しさを引き出す、現代のスタイルに合った加賀友禅を、ぜひ一度手にとってご覧ください◎

加賀友禅・毎田 仁嗣 さん
会社名:加賀友禅 毎田染画工芸
〒920-0964 石川県金沢市本多町3-9-19
http://www.maida-yuzen.com/
TEL:076-221-3365
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
※工房の見学・友禅体験などはお電話にてお問合せください。
※情報は投稿時のものです。

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